たたたた。

あんまりじろじろ読んじゃ嫌。

『密室殺人ゲーム王手飛車取り』、 『密室殺人ゲーム 2.0』 & 『密室殺人ゲーム マニアクス』 歌野 晶午 : 本作品のテーマは、トリックなのか、ゲーム的な残酷さなのか、それともゲームに飽いた人間心理なのか

こういう人にオススメ 寛容なミステリマニア どの視点で楽しむか、で評価は別れる 総じて評価が高い作品だが、賛否両論分かれている作品でもある。それは、この作品群が何をメインテーマにしているか?の理解が異なるためなんじゃないか?と思った。トリック…

本日のメイウェザー : メイウェザーの記念すべき50戦目がパッキャオ戦、というボブ・アラムの世迷い事

メイウェザーは2016にパッキャオと戦うだろう(ボブ・アラム曰く) Manny Pacquiao Next Fight: Floyd Mayweather Jr. Would Fight Pacman in 2016 According to Bob Arum [VIDEO] : OTHER : Sports World News 『メイウェザーの立場になってみれば、奴は信じ…

『8の殺人』 & 『0の殺人』 by 我孫子武丸 : 0が8より評価が圧倒的に高いんだけど、そんなに違う気がしないのは書かれてから時間が経って読んだからなのだろうか?

こういう人にオススメ サクッとミステリを読みたい人 小説に深い文章表現などを強制しない人 ミステリ入門者 感想 我孫子武丸は島田荘司の推薦でデビュー、新本格派の一人だけど、まさにデビュー作から新本格派の雰囲気バリバリ。『8の殺人』 も『0の殺人』…

『メビウスの殺人』 by 我孫子 武丸 : 最後にタイトルを見てなるほど、と思う。

こんな人にオススメ 前作『0の殺人』を読んでいい!と思った人 多少の不自然さに目くじらを立てない人 軽くさらっと読める本が好きな人 メビウスの殺人 (講談社文庫)作者: 我孫子武丸出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/05メディア: 文庫 クリック: 1回こ…

若駒 純米大吟醸 亀の尾50% 無濾過生原酒 

とても軽快で柔らかい甘味。それでいてしっかりと旨味が感じられて みずみずしい。食中酒として、淡やかな和食にピッタリ。 醸造元である若駒酒造は、TV時代劇「JIN -仁-」の舞台になった、とか、原料米「亀の尾」は漫画『夏子の酒』のモデルとなった、と…

『テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー』

内容 伝説的なハッカーである下村努(ノーベル化学賞 下村脩の息子として有名)が、大物クラッカーであるケビン・ミトニックの逮捕へ尽力する話。映画化もされたようだけど、だいぶ内容が違うとか? 読みにくいんだけど… 内容的に面白そうなんだけど、ちょっと…

本日のメイウェザー : パッキャオがメイウェザーと戦うためにボブ・アラムを切るという噂だけど信じれない

パッキャオ関係なしに、マイケル・コンツだけが先走っている気がする。コンツは以前も、今の契約でもShowtimeでパッキャオは戦える、とか言って、ボブ・アラムにすぐさま否定されていた気がするし…。でもまあ、噂は噂として記録。 パッキャオがメイウェザー…

ソースロンダリング?情報ロンダリング?言葉の定義はどうでもいいんだけど、よくあるネットの出来事で、本当に止めてほしいこと。

海外の意見として紹介された記事なんだけど 先日気になった記事が、これ。 『美味しんぼ』描写に自治体が猛抗議 “フィクションなのに…”影響力の大きさに海外紙驚き | マイナビニュース ウォールストリート・ジャーナル紙は、こうした経緯を紹介したうえで、…

『六枚のとんかつ』 by 蘇部 健一 : お金を出して買う気がしないけど、六とん2は読もうと思った。

タイトルが僕の感想のほぼ全て。 とんかつ分は払いたくない。 コロッケ分くらいだったら、払って読んでもいいかな?と思う。 タダなら是非読みたい。 "メフィスト賞受賞"、"怪作中の怪作"、"平成の奇書"っていう評価が逆にハードルを上げているような…。 そ…

『光と影の誘惑』 by 貫井徳郎 : バラエティに富んだ中編集

4つの中編が入ったミステリ集。 と、書きながら、普通に事件が発生、犯人は誰だ、という作品は殆ど含まれていない。それぞれにテーマ、ポイントが異なっており、なんで一冊に入っているのか、不思議に感じてしまった。ミステリとは、推理を楽しむもの、作者…

断食修行@成田山 新勝寺

行ってきました。恐らく日本で一般人が体験できる最もストイックな断食体験へ。3泊4日。これは少しでも興味がある人のための備忘録として、記録を残す記メモです。 大本山 成田山 断食修行は、参籠(さんろう)道場で行われています。祐天上人、二宮尊徳翁、…

『弥勒の手』 by 我孫子武丸 : ミステリというよりは佳作サスペンス?

こういう人にオススメ! さくっとちょっと変わった小説が読みたい人 宗教モノに変な反応しない人 評価が別れるのは主題がハッキリしないから ひとくちにミステリ、と言っても「楽しむもの」は色々分かれている、と思っている。 トリック:本格。論理性が重視…

本日のメイウェザー : TBE! TBE!

先日の試合でメイウェザー陣営がTBE!とか叫んでいて、何言ってんじゃ?とか思ってたんだけど、これは"Pretty Boy", "Money"に続く第三のニックネームだった。最近名乗りだしたみたい。 Is Floyd Mayweather the Biggest Star in Boxing History? | Bleacher …

『知的な距離感』 by 前田知洋 : マジシャンの本なのにマジックについて全く書いていないなんて

著者は有名なクローズアップ・マジシャンなんだけど、この本には全くマジックについて書いていない。人との距離感について、著者の経験から導かれたことや、歴史、心理学から導かれたことが書かれている。 プライベート・エリアはひとによって違うとか、暗い…

本日のメイウェザー : マイダナ戦は終わった、次は誰だ?

マイダナ戦もまあ予想の範疇で終わったところで次の対戦相手予想がちらほらと。 この辺りの記事を参考に整理。沢山候補はいるんだけど、今ひとつ、全てが決め手にかける。本当に9月にするんだったらすぐだし。マイダナとの再戦は是非避けてほしいところ。 Fl…

『そして誰もいなくなる』 by 今邑彩 : どんでん返しが大好物のミステリファンの方へ

こういう人にオススメ! ミステリファン、特にどんでん返しが大好きな方 アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』が好きな人 古い文章でも気にならない人 『そして誰もいなくなった』は読んでおくべきか? 読んでおいた方がニヤニヤと楽しめると思うが…

清酒 互 「隠し球」 純米吟醸酒

ちょっと珍しい酒を飲んだよ。開封直後は僕にはこれでも、少し甘みが足りない感じだけど、時間が立ってくると、本当にいい感じ。辛味も、甘みも、両方が濃い~のが好みです。 平成25年醸造、生原酒、無濾過。 項目 値 醸造元 沓掛酒造(長野) 精米歩合 55% 使…

本日のメイウェザー : 誰もマイダナ戦なんて話題にしないぜ!

いやはや、これってPPVどれくらい売れるの?もう2日後にマイダナ戦が迫ってきているんだけど、そのことで盛り上がっている記事が殆ど無いんだけど。あるのはこんな感じ。 クリッパースを買うという噂 Floyd Mayweather interested in buying Clippers - SBN…

『倒錯のロンド』 by 折原一 : 倒錯の盗作の…

いきなり、ヒント 折原一の渾身の叙述トリック。いや、まさに叙述トリックを楽しむための小説、という感じ。 謎のヒントはまず、タイトルにある。 ロンド形式 - Wikipedia ロンド形式(ロンドけいしき、rondo)は、ある同じ旋律(ロンド主題)が、異なる旋律…

『殺戮にいたる病』 by 我孫子武丸 : 叙述トリックの最高傑作と呼ばれる訳

あらすじ あまりに有名な作品なので、表紙裏から。 永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき…

本日のメイウェザー : マイダナ戦直前なんだけど

ゴールデン・ボーイ・プロモーションの内紛で、メイウェザーは離れるかも 現ゴールデン・ボーイプロモーションCEOであるリチャード・シェーファーが、メイウェザー・プロモーションにはいるかもっていう噂があるみたい。そうすると、メイウェザーはゴールデ…

『麻雀ブルース』 by 田村光昭 : 劣化版麻雀放浪記?

阿佐田哲也が書評を書いている これはいわゆる麻雀小説ではない。主人公は作者と等身大の麻雀ヒッピーではあるが、70年安保闘争などで挫折を味わった若者の乾いた心根が全編に透かし見えており、その意味で一時代を画す秀抜な風俗読み物たり得ている。 うー…

『美濃牛』 by 殊能将之 : プロ小説家にはとても書けない実験作

でさ、チャレンジングなんだけど? まあ、そこは認めるとしてすっごく読みにくいんだけど? 特に、細切れ感が半端無いんだけど? つまり、ちょっと読んだら引用あるんだけど? そう、引用あるたびに気になるんだけど? すなわち、気になってストーリーが頭に…

『ROMMY 越境者の夢』 by 歌野晶午

あらすじ 成功への階段を駆け上り、人気絶頂の歌手ROMMY。イギリスのトップ・アーティスト、フランク・マーティンを迎えてレコーディングを行うことになった。しかしその直前に仮眠室で死体で見つかった!今更レコーディングを中止にする訳にはいかない関係…

本日のメイウェザー : ホホホホホ、ホプキンス?

ホプキンス曰く「50-50」ってやつだ。 Hopkins vs Mayweather? Bernard would call it '50-50' - Bad Left Hook 『統一ライトヘビー級王者になった後、もしひとつ残ったビッグファイトがあるなら、そうだ、それをこう呼ぼれんじゃないか、50-50と。奴はマル…

懐石 四つ葉@荻窪 : 普通のお店と比較してはいけない。

ここについては、文章で書いても全く伝わらない。普通のレストランとは全く違うので、ふっつーにいやあ、たまにはスッポンでも食べに行くかあ、お?ここ評判いいじゃん!とかして行ったらビックリするはず。 女将さんの雰囲気、佇まい。 料理人の言葉遣い。 …

本日のメイウェザー : パッキャオ戦の終わり

将来のメイウェザー VS パッキャオに否定的な記事がちらほら散見。ブラッドリー戦を受けてその理由がちょっと変わってきている。理由は、パッキャオの衰え、だ。 パッキャオはメイウェザーと戦う最高の機会を失った Manny Pacquiao Has Missed Chance for Ep…

『絶望ノート』 by 歌野晶午 : 悲しい話、暗い話が苦手な人は読んではいけません。

あらすじ 僕はタチション中学生。イジメられる苦しみをノートに書いて、いじめっ子が死ぬように神様に祈ったら本当に死んじゃった!なんで?神様ってホントにいたんだ!? こういう人にオススメ 暗い話を読んでも平気な人。 謎 神様の正体は? 感想 題名が全…

『ゲーム理論で考える企業会計』 : 会計と法律に対して少し違う角度からの理解ができるようになる

まさに題名通り、ゲーム理論を用いて、企業会計というものを分析してみよう、という極めて野心的な本である。企業とは利益を追求するものである、との仮定の元、その行動を予測もしくはコントロールする方法をゲーム理論を用いて説明する。取り上げられてい…

『蛍』 by 麻耶雄嵩 : 楽しみたいのならじっくり時間をかけて味わいながら読みましょう。でもさっさと読んでも面白いです。

あらすじ ヴァイオリニストの加賀蛍司はレンガ屋敷「ファイアフライ館」で突如狂気に襲われ、その場にいた仲間である演奏家7人に次々襲い掛かる。その結果、6つの死体が残され、1人は行方不明に。 大学のオカルトスポット探検サークルの六人は、今年もそ…